Bプレミア所属の滋賀レイクスのホーム開幕戦は、10月3日・4日に滋賀ダイハツアリーナで行われました。来場者数は3日が4459人、4日が4669人でした。相手は昨季B1準優勝の琉球ゴールデンキングスです。初戦は敗れ、2戦目は大勝と、対照的な週末になりました。

10月3日(土)87-94 競り合うも、あと一歩届かず

第1Qは駒沢選手の3Pで16-13と先行しましたが、終盤の約3分半を無得点に抑えられ、17-24で終えました。第2Qの序盤には10点差をつけられました。それでも、游選手の速攻とクリーナー選手、スニード選手の3Pによる8連続得点で31-33まで迫り、43-49で前半を折り返しています。

3Qにはクリーナー選手と野本選手の得点で49-49の同点に追い付きました。第4Qも全員でリバウンドに絡み、野本選手の3Pなどで残り3分45秒に78-79の1点差まで迫っています。しかし、直後の連続ターンオーバーから失点して8点差まで離され、そのまま敗れました。滋賀としてはクーリー選手にリバウンドを取られる苦しい展開でした。

数字を見ると、内容はほぼ互角でした。シュート成功率は滋賀が43%、琉球が46%で、3Pはともに10本、リバウンドは42対43でした。差がついたのは次の2点です。

  • セカンドチャンスからの失点が24点
  • フリースロー:滋賀が13本、琉球が20本を決めています。

個人ではスニード選手が24得点、オーガスト選手が20得点14リバウンドを記録しました。

レイクスは琉球の2-3ゾーンディフェンスを攻めきれずに、単調なジャンプシュートを繰り返すという惜しい展開になってしまいました。

10月4日(日)98-72 「やりたいこと」を40分間やり切った完勝

翌4日は98-72で完勝し、今季のホーム初勝利を挙げました。26点差がつく試合になりました。

カレロHCは3日の試合後、フィジカルの強さで琉球に及ばなかったと振り返っています。そこで4日は須藤タイレル拓選手をスターターに入れ、第1Qから互角に戦いました。第1Qの終盤には駒沢選手が3Pを決め、16-14で終えています。

流れを決めたのは第2Qでした。カレロHCはゾーンディフェンスでリバウンドが安定したと話しており、滋賀の守備が機能して琉球の得点を抑えました。攻撃では江原選手の3Pなども出て、そのまま主導権を渡しませんでした。カレロHCは第2戦について、最初からフィジカルの面で戦えて、内容がずっと良かったと語っています。

琉球は滋賀に2-3ゾーンディフェンスを外からのシュートで崩され、3-2ゾーンディフェンスに変えてきましたが、滋賀レイクスの選手は落ち着いていました。ジャンプシュートや3Pシュートなど、アウトサイドのシュートから要所要所で得点を重ね、強豪の琉球相手に良い試合運びをできたと思います。

佐藤瑠一シャンドレイ選手をコートで見ることもできました。滋賀としても若手に経験を積んでもらいたいので好ゲームになりました。

琉球から滋賀に移籍してくれてきた並里成選手の例もあります。彼は1989年生まれで、身長は172cmです。コザ中、福岡第一高の出身で、スラムダンク奨学金の第1期生として渡米した経歴があります。滋賀に琉球の選手が移籍してくれたのは盛り上がったと思います。滋賀と琉球の交流が盛んになって欲しいと思います。

少し注意が必要な点として今シーズンからディスラプティブファウルが取られるようになりました。フレグラントファウルの水準には達しないものの、ゲームの流れを妨げ、相手チームに不利益を与える不当な触れ合いです。戦術的にプレーを止めるファウルを想定しています。

該当する主なケース

  • オフェンスの進行を妨げる接触:ボールに正当にプレーしようとせず、進行を止めるために必要のない接触をした場合です。ショットの動作に入るまで適用されます。
  • クォーター終盤のクロック停止:各クォーターやオーバータイムの終了間際に、ゲームクロックやショットクロックを止めるためにコートのどこでも起こした必要のない接触です。
  • 速攻(ブレイクアウェイ)への後ろ・横からの不当な接触:進行中の選手とバスケットの間に相手がいない状況での接触です。

試合後のチームの雰囲気

駒水選手は、ホーム開幕戦は本当によかった、1勝してエナジーが上がったと話しています。1戦目と2戦目で内容がここまで変わったのは、前日の課題をすぐ修正できたからだと思います。

まとめと次戦

開幕から4試合を終えて2勝2敗です。ホーム開幕節で昨季準優勝の相手に1勝1敗なら、悪くないスタートでしょう。課題はリバウンドの粘りとターンオーバー、強みはゾーンからの修正力です。

チームは中2日で、今季初のホームナイトゲームに臨みます。日程表では、次は10月7日(水)の東京サンロッカーズ戦です。ホーム連勝に期待しましょう。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。「Vamos.」