2026-27シーズンのB.PREMIERがいよいよ開幕しました。滋賀レイクスの初戦は、アウェーでの京都ハンナリーズとの「滋京ダービー」2連戦です(会場はにっしんでんきアリーナ京都)。9月25日(金)は94-95で惜敗し、9月27日(日)は81-77で勝ちました。
第1戦(9/25):94-95、残り3秒の逆転3Pに泣く
第1戦は、勝てた試合を1点差で落とした開幕戦でした。
前半は理想的な展開でした。
- 第1Qは13-0のランで主導権を握り、28-26で終えました。
- 第2Qにいったん逆転されましたが、岡田選手が3本の3Pを沈めて再び前に出ました。
- 第2Q終盤から第3Q序盤には、この試合最大となる15-0のランを作りました。スコアは61-44となり、リードは最大18点まで広がりました。
しかし第4Qに追いつかれました。
- 京都のオフェンスリバウンドに苦しみ、残り5分15秒で82-82の同点になりました。
- 駒沢選手の3Pと、オーガスト選手の3P・ダンクで94-87に戻し、残り1分32秒で勝利が見えました。
- そこからセカンドチャンスで失点を重ね、残り3秒に岸本選手の逆転3Pを浴びました。
数字を見ると、敗因はリバウンドです。3Pは14/32(43.8%)と好調で、アシスト(29対24)とスティール(11対6)でも上回りました。ターンオーバーも12対19と少なく抑えました。それでもオフェンスリバウンドが9対23と大きく劣り、セカンドチャンスポイントは15対29でした。ペイント内の得点も36対50と差がつきました。
個人では、オーガスト選手が27得点12リバウンドのダブルダブルでした。野本選手は自身のキャリアハイに並ぶ9アシストを記録しています。来場者数は4,288人でした。
にっしんでんきアリーナ京都(正式名称:京都市体育館)は、京都府京都市右京区の西京極総合運動公園内にある市営の総合体育館です。
主な用途・拠点チーム
男子プロバスケットボールBリーグ「京都ハンナリーズ」のホームアリーナとして知られています。
各種室内スポーツ(バスケットボール、バレーボール、バドミントン、卓球など)の大会や一般利用、スポーツ教室などに広く使われています。
命名権(ネーミングライツ)
地元企業の「日新電機株式会社」が命名権を取得しており、2026年4月より「にっしんでんきアリーナ京都」の通称が使用されています(過去にはハンナリーズアリーナ、かたおかアリーナ京都などの愛称がありました)。
第2戦(9/27):81-77、ダービーの借りを返す
2日後、レイクスは1点差負けの悔しさを勝利で返しました。
試合の流れ
- 第1Q(21-18): 3点リードで終えました。
- 第2Q(24-18): 残り2分で34-34の同点になりました。そこから岡田選手とクリーナー選手の3Pなどで8連続得点を挙げ、45-36で折り返しました。
- 第3Q(19-25): 京都の3Pで詰め寄られ、残り40秒には1点差まで迫られました。そこでオーガスト選手がスティールからのダンクと、終了間際のダンクを続けて決め、64-61で最終Qに入りました。
- 第4Q(17-16): 須藤選手の連続得点でリードを9点に広げました。終盤は2点差まで迫られましたが、残り1分52秒にオーガスト選手がリバウンドを押し込んで突き放しました。最後は野本選手がフリースロー2本を沈めて逃げ切りました。
第1戦からの修正点
- セカンドチャンス失点: 29点から19点に減り、レイクスのセカンドチャンス得点は5点でした。リバウンド全体は34対47と下回りましたが、被弾は抑えました。
- ターンオーバー: 13対17で京都より少なく抑えました。
- 速攻: 23対8で大きく上回りました。
- フリースロー: 13/18(72%)と確実に決めました。
- ディフェンス: スティール8、ブロック4で、京都の3P成功率を26%(8/31)に抑えました。
この日もオーガスト選手が30得点でチームをけん引しました。来場者数は4,252人でした。
2連戦を終えて
チームの2試合平均のリーダーは、9月26日時点の公式集計で次のとおりです。
- 得点: オーガスト選手 27.0、岡田選手 14.0、スニード選手 12.0
- リバウンド: オーガスト選手 12.0
- アシスト: 野本選手 9.0
オーガスト選手は攻守の軸です。そこに岡田選手の3Pと野本選手の司令塔ぶりがかみ合い、第2戦では須藤選手の勝負どころの連続得点も効きました。滋賀はゾーンディフェンスが第2戦で上手く機能していたように思います。
課題はセカンドチャンスの失点をどう減らすかです。第1戦では最大18点差をひっくり返されました。第2戦で修正の跡は見えましたが、京都のオフェンスリバウンドはまだ19本ありました。フィジカルの強いチームが続く中で、詰めておきたいポイントです。
2024-25シーズン:B1昇格直後にロスターを再編した
B2優勝でB1に昇格した直後、クラブは主力5人の退団を発表しました。この中には、B2優勝に貢献したベテラン外国籍のジャスティン・バーレル選手も含まれます。「フィリピンの至宝、琵琶湖の宝」キーファー・ラベナ選手は、横浜ビー・コルセアーズへ移籍しました。当時の原SDの説明は、記事の見出しでは「Upsetポテンシャルのあるロスター編成を」とされています。B1昇格に合わせ、上位チームを食える編成に作り替えた、という趣旨です。
レイクスは主力の外国人選手が他のチームにBリーグの他のチームに移籍したり、退団したりと開幕当初は落ち着かないこともありました。しかし、今シーズンは昨シーズンの選手が残留しており今後も安定した活躍をみせてくれると感じ取られる試合でした。
次戦はいよいよホーム開幕
次は滋賀ダイハツアリーナでのホーム開幕2連戦です。
- 10月3日(土)14:05 vs 琉球ゴールデンキングス
- 10月4日(日)14:05 vs 琉球ゴールデンキングス
今シーズンの「レイクスナイト」では青く光るリストバンドがもらえます。10月7日(水)19:05には東京SR戦も控えています。ホームの大声援で、初年度のBプレミアを盛り上げていきましょう。