こんにちは。京都アニメーション制作『CITY THE ANIMATION』の第11話について書いていきます。
作品について軽くおさらい
原作はあらゐけいいち先生の漫画『CITY』です。「週刊モーニング」で2016〜21年に連載されたガールズコメディで、普通の街に暮らす個性的な人々の生活を描いています。アニメ版は石立太一監督、制作は京都アニメーションです。
主人公は心はピュアだが一文無しのモンブラン大学2年生・南雲美鳥。彼女がカメラマンに憧れる後輩のにーくらや、不思議な少女・泉わこたちと出会いながら、CITYでの日常を過ごしていきます。
第11話の基本情報
- 放送日:2025年9月14日(ABCテレビ)
- 公式のキャッチは「陽気な夏が疾走する、ここCITY」
第9話のCITYレース、第10話の動画配信と、夏の企画が続いたあとの回です。ラスト2話(第12・13話)に向けて、街の住人たちをじっくり眺められる回になっています。
第11話のあらすじと見どころ
公式あらすじによると、この回は3つの軸で進みます。
① のぞき見厳禁! にーくら流モーニングルーティン
のぞき見厳禁のにーくら流モーニングルーティンが描かれます。海外の配信情報には、にーくらが配信をしていると南雲がやってくるという紹介もありました。にーくらと南雲の掛け合いが好きな人には楽しみな導入です。

cith the animation 11話
② 珍しい生き物たちの井戸端会議
トキ、ツチノコ、ミミネコなど、CITYの生き物たちが勢ぞろいします。人間だけでなく、CITYには変わった生き物たちも暮らしているのが原作の魅力です。その彼らが開く「世にも珍しい井戸端会議」は、この作品らしい脱力系のおかしさを期待させます。

③ 動揺NGの「びっくり将棋カップ」
次回予告では、「びっくり将棋カップ」で荒島八段と左四段が対戦し、さあ心が詰むのはどっちだと煽られていました。将棋の勝負と「動揺しないこと」がセットになった、いかにもCITYな対決です。
④ CITY住人たちの残留思念
道具の古い思い出が見える藤堂が、倉竹の品々からCITY住人たちの名残を垣間見るというエピソードも入っています。笑い中心の回の中に、少ししみじみした空気が混ざるのが魅力です。
11話の劇中曲・ED曲としてマンボNo.5が流れ出し、そのままスタッフクレジットへとなだれ込むインパクト抜群の構成でした。
注目ポイント
あらすじを見た時点で面白いと感じたのは次の点です。
- 次回予告の実況調が楽しい:実況は黒部五郎さん。将棋カップを本気の実況風に盛り上げる演出が、作品のトーンとよく合っています。
- 多数のエピソードを詰め込む構成:1話の中で複数の短編が並ぶ原作らしいテンポが、アニメでも健在です。
- 笑いの中のほろり:残留な気持ちのパートのように、単なるギャグで終わらない余韻があるのもCITYの持ち味です。
まとめ
第11話は、ドタバタのギャグと不思議な生き物、将棋対決、そして街の記憶を感じさせるエピソードが一度に楽しめる回でした。終盤に向けて、CITYの住人たち全員を改めて好きになれる内容だと思います。
次回第12話は写真コンテストと、えっちゃんの思い出巡りが描かれる予定です。最終回に向けて感想を伝えていきたいと思います。