こんにちは。今回は、独自の世界観と伸びやかな歌声でZ世代を中心に絶大な支持を集めるシンガーソングライター、カノエラナについてご紹介します。ライブ活動にも力を入れ続けている彼女、その軌跡と魅力に迫ってみたいと思います。
Twitterの弾き語り動画から始まった物語
1995年12月4日、佐賀県唐津市生まれ。幼少期に祖母の家にあったピアノに触れたことがきっかけで音楽に興味を持ち始め、高校卒業後の2014年3月に上京を決意します。そこから自身で作詞作曲を重ね、2015年4月にTwitter(現X)へ弾き語りのショート動画を上げ始めたことをきっかけに人気に火が付きました。
約2年間で90曲以上もの動画を公開し、若者世代を中心に大きな反響を呼んだことで、ネット上では「30秒弾き語り動画の女王」と称されるほどの存在に。この地道な発信の積み重ねが、後の快進撃の土台になったのは間違いありません。
デビューからメジャーシーンへ
2015年7月にインディーズデビューを果たすと、2016年8月にはメジャーデビュー。その勢いのまま、2016年3月31日には「カノエクエスト~クアトロ城に集いし、500人の勇者達~」と銘打った初のワンマンライブを渋谷クラブクアトロで開催し、集客目標を大きく超えるオーディエンスを集めました。
さらに同年12月には渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブを成功させています。2017年にはNHK Eテレの人気子供番組「みいつけた!」のエンディングテーマ「カゲのオバケ」を書き下ろし、コッシーとの歌唱を担当。番組史上最年少アーティストとしても話題になりました。
2018年2月には1stフルアルバム『キョウカイセン』をリリースし、以降もアニソンカバーアルバムや、全曲の作詞作曲・アレンジを自身で手がけたコンセプトアルバム「昼想夜夢」など、精力的に作品を発表し続けています。
アニメ愛が滲み出る楽曲たち
カノエラナといえば、なんといっても筋金入りのアニメ好きとして知られる存在。近年は多くのアニメ作品のタイアップ曲を数多く手がけており、2024年10月には「アクロトリップ」のエンディング主題歌「リバーシブルベイベー」をシングルリリースしました。また、人気アニメ「夜のクラゲは泳げない」のOP主題歌「イロドリ」も彼女が手掛けた楽曲として話題を集めました。
自身の言葉や視点で日常の感情を丁寧にすくい取った歌詞と、ポップさとロックさが同居するメロディー。そこに彼女ならではのアニメへの愛が溶け込むことで、唯一無二の世界観が生まれているのだと思います。
ライブにも注目
カノエラナの魅力を語るうえで欠かせないのが、精力的なライブ活動です。デビュー初期から全国規模のツアーを重ねており、2017年3月には自身最大規模となる全国17ヶ所での弾き語りツアー「勇者を探して三千里~ぼっちで広げる旅の地図~」を開催。同年5月からはバンド編成での全国4公演ツアーも行いました。2018年には1stアルバム発売にあわせた全26公演のフリーライブツアーや、3か月連続開催のワンマンライブ「しゃんしてぎゃんしてどぎゃんすっ?」、さらに全国20ヶ所をめぐる弾き語りツアーなど、驚くほど精力的な公演スケジュールをこなしてきました。
2026年9月1日には神奈川・Yokohama mint hallでのライブも予定されており、精力的な活動はとどまるところを知りません。
バンド編成の華やかなステージも、弾き語りだからこそ伝わる歌詞の一つひとつも、どちらもカノエラナというアーティストの魅力を存分に味わえる場です。まだライブに足を運んだことがない方は、ぜひ次の機会にチェックしてみてください。
そして直近の動きにも注目です。2026年の新春には、コンセプトを持った弾き語りツアー「弾き語りツアー2026春『夜知夢』」からスタートすることが発表されています。
Twitterの弾き語り動画から始まり、確かな歌唱力と独自の世界観でここまでのキャリアを積み上げてきたカノエラナ。アニメへの深い愛情が音楽ににじみ出る楽曲の数々、そして全国を駆け回るエネルギッシュなライブ活動。どちらも彼女の欠かせない魅力です。これからも新たな楽曲やツアーで、私たちを楽しませてくれることでしょう。