2026年FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表の第3戦の組み合わせである日本対スウェーデンについてまとめる(日本対スウェーデン6月26日8:00)。スウェーデンのFIFAランクは38位。
グループFに入った日本代表のグループステージ最終節(第3戦)の相手は、欧州の強豪スウェーデン代表。実はスウェーデン代表は欧州予選を「0勝」の最下位で終えながらも、ネーションズリーグの規定からプレーオフで見事な下剋上を果たして本大会への出場を決めた珍しいチームだ。
・そもそもスウェーデンについて
スウェーデンは北欧の優等生とも言われ、豊かな自然洗練された先端を行くデザイン、そして手厚い社会福祉政策で知られる魅力的な国だ。
14の島からなる美しい首都のストックホルム。中世の石畳や王宮が残る旧市街「ガムラスタン」は歩くだけで絵画の世界に飛び込んだような気分が味わえる。また、毎年12月にノーベル賞の授賞式・晩餐会が行われることでも知られている。

ゴットランド島はバルト海に浮かぶ島で、中心都市ヴィスビューは世界遺産に登録されている。スタジオジブリ映画「魔女の宅急便」のコリコの街のモデルとなったとされており、美しい薔薇と城壁に囲まれた名所。島の中心都市であるヴィスビューは、かつて中世ハンザ同盟の主要拠点として栄えた交易の街で、街全体が世界遺産に登録されている。
ジブリ映画の魔女の宅急便で主人公のキキが市街の空を飛ぶシーンに登場する「オレンジ色の屋根瓦が並ぶ景色の良い港町」は、このヴィスビューの街を参考にして描かれたと言われている。高台から見下ろすバルト海の青と、屋根のオレンジ色の配色の風景は、まさにアニメ映画そのものの世界観を呈している。
ゴットランド島や、その北隣にあるフォーレ島の海岸線には「ラウカル」と呼ばれる巨大な奇妙な形をした奇岩が立ち並んでいる。これらは氷河期時代の波の浸食によって作られた天然の石灰岩の柱で、まるで彫刻のような特有の形状をしている。夕暮れ時に訪れると、遮るもののない空と相まって非常に見ごたえのある風景が広がる。
・日本との関係について
ノーベル博物館は大広場に面して立つ、ノーベル賞に関する博物館。館内では、ノーベル賞の歴史や歴代受賞者に関してビデオや写真などを使って年代毎に詳しく紹介をしている。英語でのガイドツアーも行われている。*1
旧市街(ガムラスタン)にある「ノーベル博物館」には、受賞者が訪れた際、館内カフェの椅子の裏に直筆サインを残すというユニークな管領行事がある。日本の受賞者たちも全員このサインを残しており、博物館のカフェで日本人受賞者のサインがある椅子を探して、椅子に座って飲み物を楽しむということが、現地を訪れる日本人観光客の定番の娯楽となっている。スウェーデンの観光地の中に、日本の受賞者たちの痕跡が明確に刻まれている証拠でもある。
では、一体スウェーデンのサッカー代表にはどんな選手がいるのかを紹介する。
DF ヴィクトル・リンデロフ(アストン・ヴィラ) 年俸約12億円
初めて聞いた時はステロイド成分を配合した医薬品を連想した。長年ディフェンスラインを統率してきた経験豊富なセンターバックであり、チームのキャプテン。若い攻撃陣をディフェンスで支えるチームの柱。
MF ルーカス・べリヴァル(トッテナム)
初めて聞いた時はコードギアスのルルーシュの友達を思い出した。弱冠20歳にして未来の代表を担っていくだろうと言われる才能に満ちた選手。卓越したゲームコントロールとテクニックを誇る選手で、プレミアリーグでも活躍をみせる若き司令塔。
FW ヴィクトル・ギェケレシュ(アーセナル) 年俸約21億円
現在、世界で最も市場価値が高く、抑えるのが難しいストライカーの一人。圧倒的なフィジカルと速さ、高い決定力を兼ね備えており、代表の絶対的なエースの地位にある。
FW アレクサンデル・イサク(リバプール) 年俸約21億円
しなやかなドリブルと高いシュート技術を持つ長身ストライカー。「イブラヒモヴィッチの後継者」と称された選手が完全に成長し、ギェケレシュとの前線でのコンビは他国に脅威となっている。
2002年5月25日に行われたスウェーデン代表との試合は、日韓W杯開幕を目前にした日本代表にとって最終調整の試合となった一戦であった。日本は中田英寿、小野伸二、稲本潤一、柳本敦ら本大会の主力となるベストメンバーに近い布陣で試合に臨んだ。
対するスウェーデンも世界的なストライカーのヘンリク・ラーションやアーセナルの黄金期を支えたフレドリック・ユングベリら超一流選手が先発した。前半にラーションらを起点とした攻撃から、アルベックに先制されている。後半、18分ゴールキックの流れから混戦となり、最後は相手のオウンゴールを誘った。スウェーデンは後半途中から当時はまだ20歳そこそこだったあのズラタン・イブラヒモヴィッチを試合に投入した。後に世界的に有名となるストライカーの若い時の動画を見て確認してみてほしい。
日本とスウェーデンの実力は殆ど拮抗しているので、グループステージ第3戦は大変にスリリングな試合になることが予想される。日本がW杯決勝トーナメントに進めるのかが賭かった非常に大きな一戦となるだろう。
*1:地球の歩き方 北欧デンマーク ノルウェー スウェーデン フィンランド